PFの総括とその他

  

 2016年のPFはベランダに始まりベランダに終わった。この写真は、ベランダの現状である。現在3個のPFの実が、熟す(色変わり)を待っている状況である。3本の木は、その葉の色をだいぶ黄色に変えた。この後、霜の季節を生きてくれるのか、心配である。またこの下には地植えの、PFが弦を伸ばしてきて、プランターに絡みついている。こちらの枝と葉は、緑が濃い、またトケイソウの脇で育っている、3本の苗は、まだまだ緑だ。期待できる。ベランダの動向で来年が決まるわけではないが、下から伸びている苗と、別動隊の3本とそして、部屋で挿し木で育った10本が控えているので、来年は少しは戦えそうである。世代交代をしないで済むといいですが、それも視野に入れて考えていきたいと思っているところです。

 栽培した、ミョウガが、それなりの収穫があり、成功。ささげは3本から1500粒異常が取れ豊作、キンカンはこれからだが、10個以上の収穫が期待できそうです。トマトは十分楽しめたし。三つ葉も新鮮だった。

 

庭を彩る、その他の作物

  千葉で冬を越したPFである。発端は、貰ってきた、挿し木2本である。さしておいたら、根が生えて成長を始めた。そこから始まった。

 2016年度のPFのメイン栽培ステージは、新頁で紹介した、2階ベランダである。横2メートル、縦2メートルのネットを傾斜させて、作成。赤玉土、腐葉土、栽培土をプランターに入れて、両側は1本ずつ、真ん中は2本の苗を4月下旬から5月上旬に植え付けた。最初は水を多くやりすぎたようである。プランターの下の穴から染み出してくるのだが、2リットルのペットボトルで3本程をやっていた。現在は苗を中心に1本半ほどである。大量の茶色い水が吐き出されていた。そのためか、生育が悪いし、葉も丸まっているようだ。葉が丸まるのは水切れを示しているという話しもあるが。? 現在ではそれなりに成長してきた。但し、中央の1本は先端部が元気がなくなったので摘芯したが、その後の生育状況は悪い。脇からの芽の出がいまいちである。花芽はまだ確認されていない。メインは以上のような状況である。その他のPFについては1本をトケイソウのわきに地植えした。その他は鉢植えである。以下に横並びに様子を掲載します。        5月23日

 1月31日、寒波から約一週間が経過した。そんなに気温は上がらず、PFの状態は写真の通りで、葉っぱのほとんどが生気のない状態に陥った。色も枯れた色にあっという間に変化した。改めていろいろなHPで、検索してPFと霜を調べてみると、案の定、PFは霜でやられる例が、ほとんどであった。温暖化と福岡に雪が降って千葉に雪が降らない状況に一縷の望みを繋いでいたが、思い通りにはならないものである。こうして1年目の実験は次の年に教訓を残して終わるのだ。事後処理とその後の推移を見守りながら、同時に室内栽培組を春に向けて準備しよう。3,4月になればまた新しい苗も登場するであろうから、それにも注意しておこう。また今年は、小さいビニールハウスも検討しよう。打つ手はいろいろあるものである。

                                  2月1日

 寒波襲来、PFには厳しかったようである。状況は、新頁にあげてある。

 

                                   1月26日

 1月19日、20日、まだまだ続く寒さ、あと1,2週間は続くであろう。PFは霜のためにフが入った葉っぱになってしまったものがいくつも見られた。下の方が多く、上に従って少なくなるが、上の方は先端の穂が皆やられてしまっている。ダメージを受けた葉はこれから回復することは無理であろう。全体の3分の一位に拡大している。残った葉っぱにしても、色は濃い緑から黄色系に移行している。明らかに光合成の能力が落ちている証拠だ。まだ霜にやられていない葉っぱを中心に成長してくれることを期待している。今年をPFが越してくれたら、これからのPF栽培の大きな展望が開けるというものだ。できなければ、鉢作りで冬を室内で越す体制をつくらなければならない。

 1月13日14日、日本列島を寒波が襲った。暖冬だと言われていたが、この日は非常に寒かった、が降りた。写真はベランダに巻きつくPFの先端部のもの。今まで元気よく少しずつ成長していた先の部分だ。にやられて、色が変わり、しぼんでいる。再生するだろうか、甚だ疑問である。同じように何本かある外に向いた先端がにやられていた。葉もフが入ったようにまだらになったり、しおれていたりするものが見られた。裏側(母屋に向いている)は大丈夫だ。全体的にはまだまだ生きているという状態が見て取れるが、これからが心配である。あと一週間耐えてくれという思いを強くした。緊急事態だ。

 

 2016年1月、2階の室内組のPF、下段の細長い鉢の両脇にある小さな鉢が水耕栽培(といってもコップに枝を入れておいただけ、枝の切り口は鋭く)から鉢上げしたものである。が、左側はもう葉が変色して皆落ちてしまった。

右側は2枚ほど残っているが、変色して元気がない状態である。鉢上げしてまだ1か月も経過していない。水耕時には左側は茎よりも長い根を出して、細かい毛のような根も沢山つけていた頗る元気のよいものだった。右側は自分と同じくらいの長さの根を出していたものである。充分水のある環境と自分から水を吸わなければという環境はかなり負担になるのであろうか、難しいものである。冬場の水やりはそれだけでも難しいと思う。

 2016年1月 写真が横になっているが、葉を見ていただきたい。緑が少し寒さのせいで薄くなってきている。葉の一部が枯れたようになっているものは、葉同士が風で擦れて傷ついた結果であろうと思われるものである。これから一番寒くなるころである。霜が降りたら冬越しは難しいと書いてあるものも多い。1月2月何とか乗り切って欲しいと思っている。家屋のそばということと、南側に向いてる事が吉とでるか、はたまた凶となるか。暖冬が味方してくれるか!!

 11月21日のベランダのPFの挿し木達と、発芽組である。細長い鉢は、2本づつ植えてある。一番でかい上の鉢は3本植えてある。3本は入れすぎかもしれないと思っている。今年ベランダに、ささげをプランターに3粒植えて育てたが、茎が2センチ台まで成長して、20センチ以上のささげが50本以上取れた。1本に20粒くらいの種が入っているので、赤飯を4回以上炊けた勘定である。水をよく飲んだが、よく成長してグリーンカーテンと膨大な実を付けてくれた。ベランダ環境は下からの熱が幸いしたのだろうか。来年はプランターを増やして、PFもプランターで育てたい。

 9月、買ってきたPFを食べ、その種を、写真の真ん中の四角い鉢に2粒づつ、9か所にわたって植えてみた。約1か月で数か所から発芽した。遅れて同じことを右上の青い鉢で6か所で試みたが、こちらは何の音さたもなく終わる。従って、混んできた真ん中の鉢から2本ほど二葉の状態から移植してみたら、何とか根付いた模様で、生きている。PFは種類も多く、自家受粉する種とそうでない種もたくさんあるのでわからないことも多い。ということは、面白いということだろうか。室内で冬越しをして、春にさらに大きな鉢にして、行燈仕立てで鉢栽培することを考えている。

 9月、地植えのPFが枝ばかり伸びるので、そこから新しい枝や途中の枝を切って、挿し木をしてみた。10個以上のビニールポットを用意して、網戸の切れ端で底のふたをして、赤玉土を3割ほど入れ、さらに挿し木用土をいれて枝を挿した。

挿した枝は、負担が少なくなるように付いている葉の3分の1か2分の1まで切り詰めた。日陰に置き、水を切らさぬようにしながら、1か月ほどで、根が出て、新しい小さい葉が出てきた。途中で元気がなくなり枯れてしまったものも数本出たが、2か月ほどで鉢上げをした。11月以降はなかなか成長が外では見込めないので

室内用にと考えた。挿し木の根は丈夫だな。

 6月、三本を30センチ間隔で一列に植え、ベランダからネットを垂らして、そこに這わせる形でグリーンカーテン仕様にしてみた。植えた時に苗にはもう花芽がついており、数日すると咲き出した。6,7個ほど花が咲いたが、受粉して緑の実に成長したのは、1個だけだった。1か月以上してから、鶏卵大に成長して紫色に変わって、熟していくのかなという矢先に、触れていたら実が取れてしまった。中を切ってみると、まだ熟していなかった。(失敗)・・・夏に向かってどんどん枝が伸びていった。PFの花は6月からと9月からも咲くといわれている。もっと横に這わせれば、さらに新しい枝が沢山出てきたかも知れないが、10月頃には5メートル位になり、ベランダの手すりまで到達、横に這わせた。その間、新しい葉がどんどん出てきて、さらに葉の付け根から花芽が出てくるのかと楽しみにしていたが、どうゆう訳か、枝と葉だけ成長してとうとう花芽は出ずに終わってしまった。したがって、この品種が千葉の冬を越すことができるならば、2016年は

大いに花を咲かせることが出来るだろうと思っている。写真はもうベランダまで伸びてグリーンカーテンとなっている10月頃の写真である。葉の大きさが一緒に写っている植木鉢と比較しても大きいことがわかる。

 始まりは、家の玄関脇のフェンスに絡みついた写真の時計草(2代目)からだった。ここに時計草(初代)を植えたのは妻であり、もう十年以上も前になる。毎年冬を越し、6月から10月まで次から次へと時計のような花をつけ楽しませてくれていた。2代目は今年(2016年)で3年目になるが、昨年春、妻が時計草の別名を教えてくれた、別名はパッションフルーツだった。その単語を聞いたとき、小生の頭は、八丈島の忘れられない美味しいジュースを幕張西高校時代と共に思い出した。そこから、パッションフルーツの検索が始まり、調べていくうちにじゃ作ろうということになった。今まで実がなったのは見たことがなかったので、人工授粉をしてみた。その結果、10個ほど昨年は小さい(3センチほど)オレンジ色した実がなった、食べてみるとあの八丈島の味とは違ったが、甘酸っぱい味がした。よく調べると、このPF(パッションフルーツ)は観賞用で食用ではなかった。そこで、しょいかーご(スーパー)の近くの花屋さんで苗を6月に購入、地植えして栽培が始まった。