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NO1 PF 収穫せり

 朝、庭の水やりをしていて、地面に赤い玉が転がっているのを発見、春に受粉したPFが完熟を迎えて自ら離層を使って落ちていた。写真左側の2つは、表面にシワが出ているので落ちて数日立っているかも知れません。右の2つは落ちて間もなくでしょう。シワが出てくれば食べられる状態になります。大きさが不揃いですが、1年ぶりのPFの試食ができそうです。忘れかけていた味を思い出すことが出来るでしょうか。一番手前のオレンジ色の個体はもう少し色が変わるまで待ったほうがいいでしょう。3本の苗で5月分が今できるのですから、少ないといえば少ない方でしょうね。これから、後半戦が始まります。

 PFを収穫した後で、網に這わせたPFの苗を見ると、開花して窄んだ花が一つ、これから開きそうな花が一つあった、まだ午前9時前だった。九時頃行って見るともう全開していた。写真はその時のものである。中心に3つあるのが雌しべ。周りに下向きなのが雄しべ5枚である。開き切っているので今がチャンスとばかりに雄しべを1マイ取って、花粉を強制的に雌しべにつけてやった。写真は雄しべの数が1マイ足りないところです。人工授粉をやったわけです。時間が経つと雄しべの花粉は乾いて余り飛ばなくなるので、開いた直後がいいらしい。昼くらいになると、雄しべの花粉が乾いてもう受粉能力が落ちるようです。微妙で繊細な営みですね。1,2日で結果が出ます。受粉してくれ。

数日前にHPの背景をデラウエアに変えましたが、同じデラが、今日は、ご覧の通り、だいぶ赤く色づいて来ました。袋をかけないのでぶどうには申し訳ないが、よく赤くなる過程がわかります。全体が赤くなるのにどのくらい掛かるのでしょうか。刻一刻楽しみです。徐々に全体が赤くなって行くことでしょう。それとも、あっという間に全体が赤くなるのでしょうか、葡萄のみが知っていることでしょう。将来に楽しみがあるのはいいもんですね。育てる事は、生きることかも知れません。赤いといえば、こちらにも赤い(紫色かも)ものがありました。潤の朝顔です。

 潤は今年6年生になりました。潤が1年生か2年生の時に学校で育てた朝顔は、夏に潤と玲が千葉に来た時に一緒に来ました。それ以来、毎年種を取り、花を咲かせてくれています。毎年の種が袋に入れて取ってあります。子供は成長し大きくなっていきます。朝顔は

毎年同じタイムスケジュールで、咲いてくれます。次から次へと花を咲かせて、大きく長くなって行く姿は、子供の成長のようでもあるように感じます。今年は、ポット苗で沢山種を植えましたので、近所のお世話になっている藤井さんにも育てていただいております。潤の朝顔が少し広がったかな。西洋朝顔が幅を効かせている昨今、潤の朝顔頑張れ。!!